イチロー、聖地へ

イチロー、聖地へ (文春文庫)

イチロー、聖地へ (文春文庫)

WBCのドキュメント本を借りてみて、この人の著作を読んでみたいなと思っていたところ、図書館に転がっていたのでとりあえず借りてみた。

屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台

屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台

内容は、2001年、メジャーへ挑戦するイチローのシーズン開幕前(というか2000年のシーズン閉幕時)からマリナーズのシーズンの終わるまでを追っかけた本。文庫化に際して、2004年シーズン終了までにNumberで発表したイチロー関連の記事が追加されている。

もう6年も前なんですね・・・と思いながら読んでみたのだが、オルルッド、ブレッド・ブーン、マイク・キャメロンとか、「おおぅ懐かしい!」という感覚が。あの頃のメジャーは野茂もいたけどやはりイチローインパクトは相当に大きかったんだなと、だって今シアトルの選手分からないし、せいぜい松井のヤンキースくらいしか・・・ってそれじゃ普通のメジャーファンだよね。

ところで、この本の中のイチローはよく話をするし、またその内容が濃い。というか凄い。「あれはヒットの感覚でした」とか「壁が有るのが・・・」とか読んでる俺でもついていけないよ。何かを極めている人の言葉は重いですな。


しかし、この年のシアトルが一番強かったのかなぁ・・・911が惜しまれるところだ