東京駅はこうして誕生した
- 作者: 林章
- 出版社/メーカー: ウェッジ
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 単行本
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タイトル、表紙から、「東京駅」という"建物"が如何にしてできたかがメインかな、と思ったらそうではなくて、いやもちろん"建物"を作ったのは大林組だということをはじめて知ったのだが、どっちかというと「東京駅」という"駅"がどのように都市計画として組み込まれて作られていったのか、それによって"東京"はどのような影響が与えられたのか、が、書いてある、気がする。
結局、
- 新橋〜上野間が繋がっていない
- (一般人)じゃぁ品川から(まだ人のいない)新宿経由ルートでつなげよう
- (エライ人)国の威信をかけてつなげてやろう
- ⇒ せっかく繋がったんだからぐるっと環状運転しよう=山手線
・・・とまぁ、激しく偶然のような気もするのだが、こうしたいという考えは実は初めの頃の外国から来た技術者が持っていた、というのもまた面白い話ではある。
さてそんな東京駅だけど、そういえば建設当初のカタチに戻すんだよね?
今の状況を一枚写真に撮っておくべきなのかなぁ・・・