フットボール・オデッセイ1974

1974フットボールオデッセイ

1974フットボールオデッセイ

どこかのサイトで絶賛していたので借りてみる。
"1974″とあるように1974年、西ドイツワールドカップ勝戦、西ドイツが(特にそのなかのフォクツが)いかにしてそこまで辿りつき、どう戦ったかの話。大概、1974といえばトータルフットボールのクライフが語られ、もちろんこの本の中でも1章費やされているが、西ドイツ代表をクローズアップした本は始めてだったので新鮮だった。
と、言ってもこれ実はフィクション扱い。しかしこれはフォクツやクライフ、ベッケンバウアー、監督などのキャラ作りに利用されているだけで、多分このおかげで本がとても読みやすいモノになっている。
1974決勝戦フジテレビ739で放送されていたので録画したものの見ていない。色々なエピソードも含めどこまで本物か確認したくなってくる。

個人的にはこのやり方で1993 J開幕戦とかドーハの悲劇とか、もっと最近の事を取り扱ってくれると大変嬉しい・・・